カビ対策グッズ エアコン編

エアコン

エアコンのカビ対策は主にフィルターとフィンとファンの3つの部品に対して行います。フィルターは定期的なホコリ掃除で十分ですが、その後ろにあるフィンと吹き出し口の奥にあるファンは道具を使わないと掃除が大変です。

ここで紹介する製品を使うと比較的楽に掃除ができます。

家庭用エアコンのカビ取りグッズ

フィンのカビ取りに内部クリーナーシュ!シュ!

エアコンを本体のカバーを開けるとすぐにフィルターが見えますが、その下に銀色の板が並んでいます。これがフィンと呼ばれる部分です。

もし銀ではなく黒色だとしたらすぐに対処したほうがいいです。カビの胞子が部屋に散らばることもありますが、熱交換の効率が悪くなって電気代が高くついてしまうという理由もあります。

フィンは簡単に手で触れられる位置にあるのでお金を出さずに済ませたくなりますが、1枚1枚洗うのはとても手間がかかります。また、この部分は大事な熱交換器なので下手をするとエアコン機能が壊れてしまいます。

なのでこのようなスプレーで安全、スピーディーに処理するほうがいいでしょう。

これ以上に安い物もあるのですが、界面活性剤が入っていたりして故障につながる可能性を感じたのでこちらを紹介しました。

内部クリーナーシュシュは電解アルカリ水が入っており、カビを殺菌するような成分はありません。細かい粒子がカビ汚れを浮かせてスプレーの勢いで取り去るというものです。

とれたカビ汚れはエアコン内部に飛び散ると思われるかもしれませんが、ドレンパンを通じて外へ流れていきますのでスプレーするだけで大丈夫です。

この製品、モノはいいのですが内容量が少々足りないと感じました。フィンが真っ黒という場合は2本いる可能性が高いです。なので楽天へのリンクは2本セットで無料になるところに貼っています(2016年12月時点)。

ファンの掃除にくうきれい

一番厄介なのがファン(シロッコファン)と呼ばれる部分のカビ取りです。フィンと違い強めの洗剤を使ったり少々傷をつけるくらいでは壊れない部分なのですが、吹き出し口の奥にあって手が届きにくく、凸凹しているので掃除しにくくなっています。

どれかわからないという人はエアコンのスイッチを切った状態で、風が出てくるところから割りばしなどを差し込んで見てください。奥のほうに上下に回転する部分があります。それがファンです。この部分にカビが繁殖していると部屋に大量のカビが飛び散ることになります。

ファンはこの製品を使うと比較的楽にカビ取りができます。

このくうきれいはムース缶とリンス缶のセットです。ムースでカビ汚れを浮かせ、リンスで浮かせた汚れを流すというものです。ノズルがあるので吹き出し口から差し込んで楽々薬液を吹き付けることができます。

一連の作業手順は次にようになります。

  • エアコンのプラグをコンセントから抜く
  • 作業の邪魔になりそうなエアコンの外装を取り外す
  • 付属の養生シートの取り付け
  • ムースの吹き付け
  • 30分ほど放置
  • リンスの吹き付け
  • 送風で乾かす
  • 養生シートの取り外し
  • エアコンの外装の取り付け

一番目に書きましたが必ずプラグをコンセントから抜いてから作業してください。養生シートには両面テープがあるので取り付けに苦労することはないと思います。

大事なのはムースを吹き付ける時からです。ファン全体にムースを行き渡らせるために、ノズルの先端でファンを回転させて吹き付け、回転させて吹き付けという繰り返しが必要になります。

その後カビ汚れを浮かせるために30分ほど放置します。次にリンスで洗い流していきます。個人的な意見ですがこのリンスの臭いが嫌いです。リンスをした後、霧吹きで普通の水を吹きかけて洗い流すことをおすすめします。臭いは大丈夫という人でも、リンスが足りないという意見が多いので、霧吹きを用意しておいて損はないと思います。

次に、そのままではファンが濡れたままなので、エアコンを送風運転にします。このとき養生シートを持ち上げて送風口に当てることで水の飛び散りを防げます。

水が飛んでこないようになったらスイッチを切り、養生シートの片づけなどをして作業終了となります。

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車のエアコンのカビ・臭い対策

フィルター交換

車のエアコンから嫌な臭いがする場合、フィルターがカビやほこりで汚れていることが考えられます。車のエアコンフィルターは油汚れなどが頑固にこびりついていることが多く、少しの衝撃で変形しやすい物が多いので交換をおすすめします。

ディーラーにしてもらうと手間賃が入るのでしょうが、結構な金額になることもあります。自分で交換すれば2000円ほどで済んでしまうので、少しの手間ならいいという人は自分でやってしまいましょう。

エアコンフィルターの収納場所は車種により違いますが、たいていはグローブボックスの裏にあります。整備マニュアルを見ればすぐにわかると思います。

最初は部品位置の確認など時間がかかるかもしれませんが、慣れると数分で交換できます。車種によりフィルターは違ってきますので、商品タイトルと自分の車種があっているか注意してください。

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もしフィルター交換しても臭いがまだある場合、エバポレーターが汚れていることが考えられます。これを直接掃除するのは大変ですが、フィルター挿入口からスプレー噴射で簡単に済ませることもできます。

エバポレーター洗浄にクイックエバポレーター

ディーラーにもよりますがエバポレーター洗浄は5000円ほどかかるところもあり、その場合およそ半分の金額で済むことになります。抗菌効果は目安として6か月持つそうです。フィルター交換と合わせてやってしまえばほとんど手間はかかりませんのでおすすめです。

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