水筒を使っているとどうしても黒いカビや茶渋汚れが目立ってきます。特にふた部分のパッキンにつきやすいですね。
カビはもちろんですが茶渋汚れも放っておいては雑菌が繁殖する原因になるのでちゃんと掃除しましょう。
軽い汚れなら食器用洗剤で十分
水筒を買って間もないころだと茶渋汚れなどが出てきてもすぐ洗い落とせます。このときは強力な洗剤を使わないでも、食器用の中性洗剤で十分です。
ただ、こすって洗うときに注意してほしいのが、硬いものでゴシゴシとしないことです。硬い物を使うとパッキンに小さな傷がついて、雑菌やカビが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
柔らかいスポンジでこするようにし、汚れが角に残る場合は毛の柔らかい歯ブラシを使うようにするほうがいいでしょう。
酷い汚れには酸素系漂白剤を使うつけ置き
塩素系漂白剤はダメなのかと思われるかもしれませんがおすすめしません。たしかに酸素系漂白剤よりも強力でカビ取りには期待できるのですが、よく洗っても臭いが残る場合があります。
一息つこうと水筒に入れたお茶やスポーツドリンク、コーヒーなどを飲んだときに、塩素の味がわずかでもあるとその時間が台無しになりますよね。
なので酸素系漂白剤を40℃くらいのお湯に溶かしてつけ置きをします。こうすると多少頑固な黒カビ汚れでもきれいに取れることがあります。金属と反応しないか心配される方もいるでしょうが、水筒に使われている金属はステンレスなので酸素系漂白剤を使っても大丈夫です。
なのでパッキンだけでなく、水筒本体の底にできたカビ・茶渋汚れにもこの方法が使えます。
ちなみにですが普通の水筒にスポーツドリンクを入れるとそのうちに錆が出ます。スポーツドリンクを入れるのなら専用の水筒があるのでそちらを使いましょう。また、そういった水筒はステンレスの上にアクリル塗装をしていますが、このアクリルも酸素系漂白剤で溶けたりはしないので使えます。
買い替えの前に交換できるか探してみる
カビ取りにチャレンジしてみたけどどうしも残る、というときはやっぱり買い替えを考えますよね。ですがちょっと待ってください。
意外かもしれませんが、水筒のパッキンだけ販売されていることがあります。本体だと千円、二千円以上するものでもパッキンだけなら200円くらいで購入できたりするので探してみる価値はあります。
メーカー直販となっている場合もあるかもしれませんが、楽天やアマゾンなどで普通に売っていたりします。ただ、似ている形だからきっと合うだろうと適当に買うと、大きさが合わなくて損をするということが考えられます。お使いの水筒のメーカーや型番などを照らし合わせて間違いのないようにしましょう。
また、パッキンだけ買うとなると安い物なので送料がかかることが多いです。日用品の買い足しが必要になった時などにセットで購入するとお得です。