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病気

喘息とよく間違われるアレルギー性肺アスペルギルス症

喘息によく間違われる病気にアレルギー性アスペルギルス症(ABPA)と呼ばれるものがあります。これは喘息よりもたちの悪い病気で、悪化すると呼吸不全となり、酸素療法が必要になるほどです。咳が出るだけと放置しておくのは危険です。 アレルギー性アスペルギルス症(ABPA)とはどんな病気 気管支喘息と似ていますが、原因となるものがカビだけで、ほとんどがアスペルギルス・フミガーツスによるものです。喘息の患者がかかることが多く、治療が難しいのが厄介な病気です。重篤化すると肺の細胞が線維化して元に戻らなくなる... 続きを読む

カビアレルギーの症状と集団発症の事例

アレルギーの原因となるものをアレルゲンと言います。建物内の空気中に浮遊するアレルゲンはホコリやダニの割合が多く、屋外では花粉がよく問題になりますね。これらについで問題となるアレルゲンがカビの胞子です。また、カビはダニの栄養源となるので、ダニを問題にするときでもカビの除去は欠かせません。 カビ胞子の大きさとアレルギーとの関係 カビの胞子はだいたい花粉の10分の1程度の大きさだとされていて、アレルゲンとなることは少ないのですが、大量に吸い込むと気管支喘息や鼻炎などを発症します。ですから生活空間のど... 続きを読む